リウマトイド因子、RF(アールエフ)とは

リウマトイド因子RFアールエフ)とは、関節リウマチ(RA)の診断に用いられる検査項目です。自己免疫疾患が起こると血中にたんぱく質の一種であるリウマトイド因子が現れます。

リウマトイド因子の検査には、血中のリウマトイド因子量を測定するRF定量検査か陽性か陰性かで判断するRAテスト(定性検査)が行われる。通常は血中のリウマトイド因子量を測定するRF定量検査を行います。

リウマトイド因子の数値が高値、または陽性判定の場合は、膠原病(こうげんびょう)の疑いが高いです。その他、肝炎や心筋梗塞、感染症などでもリウマトイド因子の数値は高値、陽性になることがあるので、診断結果を確実にするため追加検査を行います。

リウマトイド因子の検査項目内容

区分 項目 略号 基準値 単位
骨・関節・筋肉 リウマトイド因子(RF定量検査) RF 15.9以下 IU/dl
リウマトイド因子(RAテスト) 陰性(-)

※基準値は、検査機関などによって異なります。あくまで健康状態を維持すうための目安と考えておきましょう。

リウマトイド因子の判定目安

区分 定量検査(RF定量検査)の判定 定性検査(RAテスト)の判定 判定目安
上昇 16.0以上 陽性(+) 要再検査、要精密検査、または要治療
基準値 陰性(-) 異常なし

リウマトイド因子の異常による可能性のある病気

検査結果 可能性のある病気
リウマトイド因子が高値、または陽性 膠原病(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、全身性硬化症など)、肝炎、肝硬変、心筋梗塞、ウイルス感染症、悪性腫瘍

高齢になるほどリウマトイド因子の数値上昇や陽性反応の頻度は高くなる傾向にあります。健康状態のよい人でもリウマトイド因子の数値が高い数値を示すこともあり、女性の方が男性と比べてリウマトイド因子の数値が高値、陽性になる率が高いです。

リウマトイド因子の結果、異常が見られる場合は膠原病の疑いが強く、関節リウマチの症状目安となる発熱、関節の痛みや腫れ、こわばりなどの症状が診られる場合はX線検査や関節液検査、血沈、CRPなどの免疫学的検査を行って診断します。

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