血小板数、PLT(ピーエルティー)とは

血小板数けっしょうばん)、PLTピーエルティー)とは止血を担う血小板の量を測量する検査です。血小板が少なすぎる人は出血した際、血が止まりにくくなります。止血機能を調べる検査です。

血小板は血液中に含まれる血球成分の1つで、血管が損傷した際に凝固して血栓を生成し傷ついた箇所をふさぎ止血する働きがあります。血小板数が低値であれば出血が止まりにくくなったり、白血病など血液の病気が疑われます。ただし、血小板数が多すぎる場合でも多血症などの血液の病気や感染症の疑いがあります。血小板量が多い状態が続くと止血の為の血栓が脳や心臓の血管をふさぎ、脳血栓心筋梗塞肺梗塞などを引き起こす一因となる可能性があります。

血小板数の検査項目内容

区分 項目 略号 基準値 単位
血液 血小板数 PLT 13.0~34.9 104/μl

※基準値は、検査機関などによって異なります。あくまで健康状態を維持すうための目安と考えておきましょう。

血小板数の判定目安

区分 判定 判定目安
中・高度上昇 45.0以上 要再検査、または要精密検査
軽度上昇 35.0~44.9 心配なし
基準値 異常なし
軽度低下 5.0~12.9 要再検査、または要精密検査
中・高度低下 4.9以下 要治療

血小板数の異常による可能性のある病気

検査結果 可能性のある病気
血小板数が高値 多血症(血小板増多症)、慢性白血病、感染症、貧血
血小板数が低値 血小板減少性紫斑病、急性白血病、再生不良性貧血、肝硬変、脾機能亢進症、悪性貧血

血小板数の検査項目は止血機能を調べることができます。出血があると血小板が損傷した血管の傷口で血栓を生成し一時的に止血します。これを1次止血といいます。1次止血の後、血液凝固因子が働いていきさらに血栓を生成し止血の持続、2次止血を行います。止血機能の詳細を調べる場合は、血小板数の検査につづいて、血液凝固検査で異常がないか詳しく診断します。

血小板数が高値の人はエコノミークラス症候群にも注意が必要です。同じ姿勢をとり続けることで静脈に血栓が生成されてしまい、その血栓が肺動脈を突然詰まらせ、呼吸困難、胸痛を引き起こします。入院などで寝たきりの人やオフィスワークでいすに座り続けていることでも血栓が生成される場合(静脈血栓症)があります。血栓ができやすい人、多血症、心臓病の人は、こまめに足を動かすなどの運動や水分をとるようにしましょう。

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