便潜血、便潜血反応検査とは

便潜血反応検査べんせんけつはのうけんさ)、または便潜血べんせんけつ、 英語: Occult Blood of Stool)とは、消化管、特に大腸からの出血がないか調べる便検査です。大腸がんなどの早期発見のためには欠かせない検査項目です。

便潜血反応検査は、血液中のヘモグロビンだけに反応する免疫学的潜血反応により測定されます。検査前の食事制限はありません。便潜血反応検査による便の採取は、2~3回程度、日を変えて行われ、便が新しいうちに提出、検査する。痔による出血で潜血反応が起こる可能性もあるので、痔の人は事前に申し出るか、痔を治療してから検査を行うと良いでしょう。

便潜血反応検査の検査項目内容

区分 項目 略号 基準値 1回目 基準値 2回目
便検査
大腸
便潜血反応検査 陰性 (-) 陰性 (-)

便潜血反応検査は通常、2回検査するが、機関によっては3回検査を行う場合もある。その際の判定も1回でも陽性反応があれば精密検査が必要です。

※基準値は、検査機関などによって異なります。あくまで健康状態を維持すうための目安と考えておきましょう。

便潜血反応検査の判定目安

区分 1回目 判定 2回目 判定 判定目安
1回以上陽性 陽性 (+) 陽性 (+) 要精密検査、または要治療
陽性 (+) 陰性 (-)
陰性 (-) 陽性 (+)
基準値 陰性 (-) 陰性 (-) 異常なし

便潜血反応検査の異常による可能性のある病気

検査結果 可能性のある病気
便潜血反応検査が陽性 大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病、痔、感染性腸炎、大腸憩室、薬剤性腸炎などによる下部消化管出血

便潜血反応検査により大腸のどこかから出血がある場合は、大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍などの腸の病気が考えられます。さらに詳しい検査として、下腹部消化管のX線検査や内視鏡検査、ビニール手袋をした指で腸内部の触診を肛門から行い指による圧迫の痛みの有無や、潰瘍がないか直腸診を行います。

家庭で出来る便セルフチェック

毎日、体から出てくる便を見ることでアナタの健康状態をセルフチェックすることができます。消化管や腸などで異常出血が起こっている場合、排出される便の色が黒っぽくなったり、血便の場合は赤くなります。普段とは違う便の色が続いたり、貧血の症状がある場合は医師の診断を受けてみるといいかもしれません。貧血の場合は、まぶたの裏(結膜)も白っぽくなっています。

便潜血反応検査と関連のある検査項目

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