白血球数、WBC (ダブルビーシー)とは

白血球数はっけっきゅうすう)、またはWBCダブルビーシー)とは、血液中の白血球の数を測定する検査です。感染症や白血病、炎症で上昇する検査項目です。

白血球は、体内に侵入してきた細菌やウイルスなどの病原生物異物を取り込み、無毒化するなど病気を予防する重要な働きを担っています。白血球は骨髄内で生成され、体内の病原微生物などに感染すると血液中に増加していきます。

白血球数が高値であれば、病原微生物の感染や体内での炎症(肺炎、扁桃炎、胃腸炎など)の疑いがあり、低値であれば骨髄の働きの低下や不要な白血球を破壊する脾臓の働きの亢進が考えられます。

白血球数の検査項目内容

区分 項目 略号 基準値 単位
一般血液検査
血液
白血球数 WBC 32~85
39~98
10²/μl

※基準値は、検査機関などによって異なります。あくまで健康状態を維持すうための目安と考えておきましょう。

採取した血液中の白血球数を測定します。白血球は生産されてから3~5日で壊れてしまいます。風邪や肺炎などの感染症でも急激に増加し、運動や喫煙、ストレスでも数が増えます。

白血球には、好中球好酸球好塩基球単球リンパ球の5種類があります。

白血球数の判定目安

区分 判定 判定目安
中・高度上昇 100以上 要治療、または要精密検査
軽度上昇 86~99 心配なし
基準値 異常なし
軽度低下 30~31 心配なし
中・高度低下 29以下 要治療、または要精密検査

白血球数の異常による可能性のある病気

検査結果 可能性のある病気
白血球数が高値 感染症、炎症性疾患(扁桃炎、肺炎、胃腸炎など)、白血病(リンパ性白血病、骨髄性白血病)、骨髄増殖性疾患、腎不全、肝不全
白血球数が低値 再生不良性貧血、脾機能亢進症、悪性貧血、ウイルス感染症、薬剤障害

血液中に特定の白血球が異常に増殖してしまい、必要な白血球が作られなくなってしまうのが白血病です。白血球の増殖が、がん細胞の増殖を連想させるので「血液のがん」と呼ばれることもあります。リンパ球が増えすぎたものをリンパ性白血病、それ以外の特定の白血球が増えすぎたものを骨髄性白血病といいます。

白血球数に異常があった場合は、原因を特定するために必要な関連検査、治療を受けましょう。

白血球数と関連のある検査項目

コメントを残す