血糖、グリコース 、GLU (ジーエルユー)、BSとは

血糖けっとう)、BS ビーエス)、GLUジーエルユー)、または、グリコースとは、血液中のブドウ糖の量を測定する検査項目です。糖尿病などの発見するために行われる血液検査です。

膵臓から出るインスリンというホルモンによって、血液中のブドウ糖(血糖)は一定に保たれています。糖尿病になるとインスリンが不足し、血糖値が上昇します。

血糖検査には、8~10時間以上飲食をしない常態で採血した血液中のブドウ糖の濃度を測定する空腹時血糖と、食事制限なしで検査を行う随時血糖と言います。ともに糖尿病や糖代謝異常の判断に役立てられます。

血糖の検査項目内容

区分 項目 略号 基準値 単位
血液検査
糖代謝
血糖 BS、GLU 78~99 *機関A
60~109 *機関B
mg/dl

※基準値は、検査機関などによって異なります。あくまで健康状態を維持すうための目安と考えておきましょう。

採取した血液中のブドウ糖の濃度を測定します。

血糖の数値判定目安

区分 数値 判定目安
高度上昇 200以上 要治療
中度上昇 126~199 要再検査、または要精密検査
軽度上昇 110~125 経過観察、生活習慣の改善指導
正常高値 100~109 心配なし
基準値 異常なし
低値 77以下 要再検査、または要精密検査

※基準値は、検査機関などによって異なります。あくまで健康状態を維持すうための目安と考えておきましょう。

空腹時の血糖が110mg/dl以上なら糖尿病などの病気の予備軍、126mg/dl以上なら糖尿病の可能性が疑われます。空腹時の血糖値が低い人でも、食後の血糖値が異常に高い「かくれ糖尿病」の可能性もあるので他の検査項目と合わせて判断が必要です。

日本糖尿病学会の空腹時血糖値の区分によると、日本糖尿病学会の診断基準は、血糖値が100~109mg/dlは、正常域ではあるが、正常高値とし糖尿病になる可能性が高いとして、さらにブドウ糖負荷試験を受けて判定することをすすめています。

血糖の異常による可能性のある病気

検査結果 可能性のある病気
血糖値が高い 糖尿病、クッシング症候群、甲状腺機能亢進症、膵炎、肝炎、肥満
血糖値が低い インスリノーマ(膵島腺腫)、肝硬変、甲状腺機能低下症

糖尿病の症状としては、口、のどの渇き、多尿、体重減少などがあります。血糖値を下げる為には食事量をコントロールし、バランスのよい食生活を心がけましょう。ご飯、パン、麺類などの炭水化物を単品で摂取すると糖質がすばやく吸収され血糖値を急激にあげてしまいます。また、ウォーキングなどの有酸素運動で体を動かすとより良いです。

血糖と関連のある検査項目

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