LDLコレステロール、悪玉コレステロールとは

LDLコレステロールエルディーエル・コレステロール)、悪玉コレステロールあくだま・コレステロール)または、LDL-C(エルディーエル・シー)とは、増えすぎると動脈硬化の促進に働く脂質の検査項目です。LDLとは、Low Density Lipoproteinの略称で、低比重リポタンパクの意味です。

LDLコレステロールは、三大栄養素である脂質の1種で、細胞膜やホルモンなど生命維持に欠かせない物質です。LDLコレステロール、別名、悪玉コレステロールとも呼ばれ、血液中に多くなりすぎると血管壁に付着し動脈硬化の発症、促進を早め、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクの原因となります。血中のコレステロールの約75%はLDLコレステロールという脂肪分を多く含む比重の軽いリポたんぱくです。

増えすぎると血管を詰まらせるなど動脈硬化を促進するLDLコレステロールですが、肝臓で作られたコレステロールを体の隅々まで運ぶ役割を担っています。

LDLコレステロールの検査項目内容

区分 項目 略号 基準値 単位
脂質 LDLコレステロール LDL-C 90~139 *機関A
60~119 *機関B
65~139 *機関C
70~139 *機関D
mg/dl

採血により検査します。

LDLコレステロールの数値判定目安

区分 数値 判定目安
高度上昇 200以上 要治療
中度上昇 150~199 要再検査、または要精密検査
軽度上昇 140~149 経過観察、生活習慣の改善指導
基準値 異常なし
軽度低下 60~89 心配なし
中・高度低下 59以下 要再検査、または要精密検査

※基準値は、検査機関などによって異なります。あくまで健康状態を維持すうための目安と考えておきましょう。

LDLコレステロールの数値が高ければ動脈硬化性の病気である心筋梗塞、脳梗塞などの症状が起こりやすくなります。高血圧、糖尿病などがある人は、より発 症の傾向が大きくなります。加齢と共にLDLコレステロールの数値は高くなり、動脈硬化性の病気のリスクが高まる傾向にあります。

LDLコレステロールの異常による可能性のある病気

検査結果 可能性のある病気
LDLコレステロールが高い 脂質異常症、メタボリックシンドローム、糖尿病、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、閉塞性黄疸、高脂血症、動脈硬化
LDLコレステロールが低い 肝硬変、肝臓障害、甲状腺機能亢進症、低βリポ蛋白血症、栄養障害、貧血

LDLコレステロールが高い人は、野菜や海藻類を積極的にとりましょう。肉類や脂肪を多く含む食事は数値を上げる原因になります。また、エネルギーを消費する適度な有酸素運動も効果的です。LDLコレステロールの数値が低い人は、原因の特定する為に必要な検査、治療を受けましょう。

LDLコレステロールと関連のある検査項目

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