中性脂肪、TG(トリグリセリド)とは

中性脂肪ちゅうせいしぼう)、トリグリセリドTGティージー)とは、血液中の脂肪分をみる代表的な検査です。身体のエネルギー源となる一方、増えすぎると動脈硬化を促進します。

中性脂肪は、脂質の一種で身体を動かすエネルギー源として生命維持には無くてはならない物質ですが、エネルギーとして使われずにあまった中性脂肪は、皮下脂肪や内臓脂肪などとして体に蓄えられます。自身に見合わない高カロリーな食事や運動不足などによって脂質が蓄積されると生活習慣病の原因となります。

特に加齢と共に内臓脂肪は蓄積されやすくなります。仕事による運動不足、接待などお酒の飲みすぎ、ストレスなど生活習慣からくるものや、脂肪を分解する能力の衰えや、基礎代謝の低下、女性の場合は閉経後のホルモン減少によるものが原因となります。

また、マーガリンやマヨネーズなどトランス脂肪酸を含む食品は中性脂肪を増やす作用があるとの研究報告もあります。

中性脂肪の検査項目内容

区分 項目 略号 基準値 単位
脂質 中性脂肪 TG 30~149 *機関A
30~220 *機関B
mg/dl

※基準値は、検査機関などによって異なります。あくまで健康状態を維持すうための目安と考えておきましょう。

採血した血液中から中性脂肪の量を測定します。中性脂肪は、食事の影響を受けやすい項目なので検査前日は飲酒を控え、出来るだけ早朝空腹時に採血することが正確な検査結果を得る為には必要です。

中性脂肪の数値判定目安

区分 数値 判定目安
高度上昇 800以上 要治療
中等度上昇 180~799 要再検査、または要精密検査
軽度上昇 150~179 経過観察、生活習慣の改善指導
基準値 異常なし
軽度低下 25~29 心配なし
中・高度低下 24以下 要再検査、または要精密検査

一般的に、中性脂肪は60歳代をピークに加齢とともに数値が高くなる傾向があります。

中性脂肪の異常による可能性のある病気

検査結果 可能性のある病気
中性脂肪が1000以上 急性膵炎
中性脂肪が高い 脂質異常症、脂肪肝、甲状腺機能低下症、ネフローゼ症候群、メタボリックシンドローム、糖尿病、肝臓病、痛風、高脂血症、アルコール性脂肪肝、肥満
中性脂肪が低い 肝硬変、肝機能障害、甲状腺機能亢進症、低βリポ蛋白血症、吸収不良症候群、栄養失調

中性脂肪が高い人は、甘いものや脂っこい食事や飲酒を控え、適度な運動を心がけましょう。逆に数値が低い人は、下人を特定する為に必要な検査、治療を受けるようにしましょう。

中性脂肪と関連のある検査項目

中性脂肪、TG(トリグリセリド)とは」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 中性脂肪、TG(トリグリセリド)とは – 健康オタクさん|生活習慣病と無縁の健康診断で褒められる体を作る

  2. ピンバック: 脂質異常症(高脂血症)の検査や治療を解説|元住吉こころみクリニック|生活習慣病と無縁の健康診断で褒められる体を作る

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