CRP(シーアールピー)、C反応性蛋白とは

CRPシーアールピー)、またはC反応性蛋白(しーはんおうせいたんぱく)とは、体内の炎症や感染症の程度を示す炎症マーカー、検査項目です。肺炎などの炎症や動脈硬化性の病気の指標となります。

CRPは、体内の炎症や体の組織の損傷に反応して血液中に現れるたんぱく質の一種です。CRPの数値が高値で異常がある場合、急性の炎症、ウイルスなどによる感染症、膠原病や悪性腫瘍など様々な病気が考えられます。

CRPの検査項目内容

区分 項目 略号 定性検査の基準値 定量検査の基準値 高感度CRP定量検査の基準値 単位
血液検査
骨、関節、筋肉
C反応性蛋白 CRP 陰性(-) 0.4以下 1.00以下 mg/dl (定量検査)、μg/ml (高感度CRP定量検査)

※基準値は、検査機関などによって異なります。あくまで健康状態を維持すうための目安と考えておきましょう。

CRPの検査には血中のCRP量を測定する定量検査と陽性、陰性で判断する定性検査の2種類があります。定量による検査には、従来の定量検査より精度の高い高感度CRP定量検査があります。

CRPの判定目安

区分 定性検査の判定 定量検査の判定 高感度CRP定量検査の判定 判定目安
中・高度上昇 陽性(+~) 1.0以上 3.00以上 要再検査、または要精密検査
軽度上昇 0.5~0.9 1.01~2.99 要再検査
基準値 陰性(-) 0.4以下 1.00以下 異常なし

CRPの異常による可能性のある病気

検査結果 可能性のある病気
CRPが高値 肺炎、潰瘍性大腸炎、急性膵炎、細菌感染症、ウイルス感染症、膠原病(関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)、肝臓病、悪性腫瘍、がん
高感度CRPが高値 心筋梗塞、脳梗塞

CRPが高値の場合、急性の炎症やウイルス、細菌による感染症や膠原病、悪性腫瘍などの疑いがあります。近年では、高感度CRPの測定方法が開発され従来法では検出できなかった動脈硬化性の病気である心筋梗塞や脳梗塞の早期発見にも有効であることがわかってきています。

CRPが高値であっても体内のどの臓器や部位で炎症や感染症が起きているかわかりません。最終的な診断は血沈、リウマトイド因子、白血球数、フィブリノゲンなどの血液検査やX線検査などの精密検査を組み合わせて行います。

CRPと関連のある検査項目

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