体脂肪率(たいしぼうりつ)とは

体脂肪率たいしぼうりつ)とは、体内の脂肪組織の割合を測る検査です。肥満度の指数となる検査項目です。

体脂肪率は、身長、体重の数値から肥満度を計算するBMIの検査ではわかりにくい「かくれ肥満」や「体脂肪過多」の判断ができます。一見スリムに見えても筋肉量が少なかったり、太って見えてもほとんどが筋肉だったりすることもあるという場合などにも体脂肪率の検査は有効です。

体脂肪率の検査項目内容

区分 項目 略号 男性の基準値 女性の基準値 単位
脂質 体脂肪率 24未満 35未満 %

※基準値は、検査機関などによって異なります。あくまで健康状態を維持すうための目安と考えておきましょう。

体脂肪率は、体に弱い電流を流し、その電気抵抗から体脂肪率をパーセントで測定します。脂肪は電気を通しにくい性質があり、脂肪が多い部分は電気が少なく、脂肪が少ないところは電気が通りやすいです。この原理を用いて体脂肪率は計測されます。

体脂肪率の判定目安

区分 男性の判定 女性の判定 判定目安
高い 25以上 35.0以上
やや高い 20.0~24.9 30.0~34.9
標準 10.0~19.9 20.0~29.9 異常なし
低い 5.0~9.9 5.0~19.9

性別によって体脂肪率の判定は異なります。

体脂肪率の異常による可能性のある病気

検査結果 可能性のある病気
体脂肪率が高い 肥満症、糖尿病、高脂血症、心臓病
体脂肪率が低い やせ症、甲状腺機能亢進症、慢性胃炎、肝疾患

体脂肪率が高い人は、高カロリーの食事を控え野菜、海藻類などの食物繊維を摂取するようにしましょう。また、適度な有酸素運動を行い体重管理や余分なエネルギーを消費するといいでしょう。逆に体脂肪率が低い人は、十分なたんぱく質や乳製品、野菜などを規則正しく摂取するなど生活習慣の改善に努めましょう。誤ったダイエットなどは体への負担になります。20歳代半ば頃の体調が、あなたにとっての理想値の目安になります。

体脂肪率と関連のある検査項目

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